関東夏旅 DAY27 目覚の床

時間制限のない旅

中央アルプス国定公園「寝覚の床」

中央アルプス国定公園「寝覚の床」

寝覚の床(ねざめのとこ)とは、花崗岩地帯が木曽川の流れによって削られて姿を現した景勝地です。木曽八景のひとつで、日本五大名峡のひとつとしても知られています。
木曽川の水流によって花崗岩が侵食されてできた自然地形で、1923年(大正12年)3月7日に国の名勝に指定されました。かつては急流でしたが、上流に設けられた関西電力の木曽ダム(1968年に運用開始)などにより水位が下がったために、水底で侵食され続けていた花崗岩が現在は水面上にあらわれています。令和2年(2020年)に中央アルプス国定公園へ昇格しています。
中山道を訪れた歌人等によって歌にも詠まれ、長野県歌「信濃の国」の4番にも「旅のやどりの寝覚の床」とうたわれている。寝覚の床の中央にある浦島堂は、弁才天像を残したといわれており、浦島太郎伝説の地ともいわれています。↓

「竜宮城での夢のような日々から現実に帰ってきた浦島太郎は、やがて諸国漫遊の旅路に出ます。その途中で寝覚の床の風景を気に入り、そこで魚釣りをしたり、竜宮城の巻物を参考に仙薬を作って地元の住民に分け与えながら暮らしていました。

あるとき、竜宮城から玉手箱を持ち帰ったことを思い出します。決して開けてはならないと忠告されていましたが、ついに玉手箱を開けてしまいました。すると中から紫色の煙が立ち上がり、たちまち300歳の姿に・・・やがて寝覚の床から姿を消してしまいました。そして寝覚の床には人知れず弁財天の像が残されており、これを祀って建立されたのが臨川寺といわれています。
※詳細は上松町観光サイト参照」

駐車場から下の遊歩道に出ます。

近道と案内があった道を下っていきます。

下の遊歩道にぶつかります。

この臨川寺の駐車場からも降りられます。

5分ほど進むと美術公園が見えてきました。

橋を渡ると滝が見えてきます。

素晴らしい景観です。

皆さん足場が悪い中上を目指して登っていきます。私たちも悩みましたが思い切って挑戦してみました。

途中であきらめて帰られる方もいました。高齢な方やちゃんとした靴を履いていない方は登るのをあきらめていました。

頑張って上るとやっと岩の上に出ました。足場が悪くて怖かったです。全身運動でした。

一番上に浦島堂があります。頑張って一番上まで登りました。景色は最高です。

「寝覚の床」は本当に素晴らしかったです。皆さんも挑戦してはいかがでしょうか。

ニャンズ

元気です。